2007年06月23日
SCANNER DARKLY
スキャナー・ダークリーを見ました。
近未来のアメリカにおいて、加速する麻薬文化。
右脳と左脳とを分裂させてしまう幻覚剤「物質D」の供給源を特定、根絶すべく
キアヌ・リーブス扮する囮捜査間として自らジャンキーとなり潜入していくんだけど、
捜査官として、ジャンキーである自分を監視しなくてはならない事態に陥ってしまう。
「オレを監視(スキャナー)しているオレがいる?!」
事前に内容はほとんど知らなかった本作ですが、妙にリアルなアニメーションと、
原作が「ブレードランナー」のフィリップ・K・ディックということで、否が応でも興味が加速しました。
特筆すべきはやはりこの実験的なアニメーションの効果が大きく、逆に生々しい描写が印象的です。実写でもおもしろいだろうが、敢えてそこに全編加工を加えた事で、さらにリアルに世界観を表現できたのだと感じました。
ストーリーも原作はバットエンドらしいのだけども、こちらは希望を残すといったような部分も見られ、見終わった後も特典映像も見てしまうくらいよい作品でした。
そこで知ったのですが、今作は原作者ディックの仲間が多く麻薬で亡くなってしまったことへ対してのアンチ麻薬映画でもあるらしく、当時よりも今の時代の方がよっぽど現実として受け止めなければならない社会的な作品でもあると感じました。
パプリカよりよっぽどおもしろかったので、ぜひご覧下さい。
投稿者 monji : 19:46 | comment (2) | trackback (0)

comment
あ、キアヌ・リーブスが出ているのですね。
マトリックスはもとより、コンスタンティンを数回、観ている私にとっては見逃せない作品になりうるであろうことを期待し始めました。
と、いうことで、借りてきます。
観てみます。
投稿者 おおがみ : 2007年07月19日 00:10
「またSF」というイメージを持たれたくなかったというキアヌ・リーヴス本人のインタビューもありましたが、それでもなお出演したかったというだけあり、DEEPです。
ぜひお貸ししますので映像特典もご覧下さい。
投稿者 monji : 2007年07月19日 07:07
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